使徒言行録

使徒言行録講解説教要旨-10

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使徒言行録 4:23-31

「大胆に語る力」

釈放されたペトロとヨハネが仲間たちのところに戻り、最初にしたことは、心を一つにし、神に祈るということであった。その祈りとは、「主よ、あなたはすべてのものを造られた方です」というものである。それは信仰の告白である。彼らは今、いわば窮地に立たされている。教会に対する弾圧がすでに始まっているのである。そうであるならば、ペトロたちの報告を受けて、まず祈るときに、この窮状から逃れさせてくださいと真っ先に祈っても不思議ではない。

しかし、彼らはまず神への信仰を告白し、そしてそれにつづく祈りにおいても、逃れさせてくださいというのではなく、「大胆に語ることができるようにしてください」と祈った。

つまり、彼らは厳しい状況にあるが、恐れてはいない。神に信頼するとき、彼らは平安を得ることができるのである。

「(あなたは)すべてのものを造られた方です」とは、つまり、今自分たちを脅かしている者たちもまた神の支配のもとにあるということである。

だから、彼らはただ、「目を留めてください」と祈るだけで十分である。主が目を留めてさえくだされば、必ず守っていただける。彼らにはその平安がある。彼らは安心しているからこそ、逃れる術ではなく神のために、大胆に語る力を求めることができるのである。わたしたちもこの平安をいただいている。すべてを統べ治められる神に信頼し、大胆に語る者でありたい。

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